ランニング始めの落とし穴
こんにちは!
緊急事態宣言が明けて2週間あまりが経ちました。
福岡県では北九州市で感染者数が増えてきており、第2波の心配が尽きません。
僕は普段から大濠公園を走りながらランナーの方々を観察しているのですが、最近気になっているのがフォームが崩れたまま走っているランナーが増えてきているのです。
僕自身マラソンを始めてから膝やスネの内側を怪我したりと故障を繰り返してきました。
今後大会への出場などは考えていなくても健康維持のために走る方も多いと思うので、怪我のないように続けてもらうために注意点をお話しします(^^)
まず、お見かけするのが上半身が前かがみになりすぎている方です。
前かがみになりすぎていると太ももの裏が張ってきたり、ふくらはぎが張りすぎたりして足が辛くなりますし、膝や腰への負担も大きくなります。
上半身が前かがみになり過ぎているかを確認するには窓やちょっとした鏡などで見るとよくわかります。
もし、前かがみになり過ぎているようであれば、少し上体を起こしてあげてください。(下記図1参照)
この時、気を付けてあげたいのは胸を張り過ぎないことと、お腹に少し力を入れることです。
そうするだけで背中が楽になると思います^^
次は、走っている時の足が外に跳ねている方です。
これが顕著に出るときは走るのに慣れてきて少しずつ距離を伸ばし始めたり、速度を上げようとしている時です。
足が外に跳ねるのは親指で蹴り出しているのです。この蹴り出し方をしていると足の外側の筋肉を使い過ぎてしまい、それが結果的にスネの内側に痛みを引き起こします(図2参照)
この症状はシンスプリントと呼ばれるものに近いです。
これは鏡などでフォームのチェックをしても気づけません。
そのため確認したいときは、歩いている時や走っている時に足のどの指が一番最後に地面から離れたかを意識してみるとよいです。
難しく感じるかもしれませんが、ゆっくり走りながら意識をしてみると分かりやすいと思います。
この時、最後に蹴り出すのが親指一本ではなく、親指人差し指、中指の3本くらいで蹴り出せていれば大丈夫です。(図3参照)
他にもいくつかありますが、一番気を付けて頂きたいのはこの2点になります。
この2点はランニングのみならずウォーキングをされてる方にもつながりますので、健康的に怪我なく運動を続けるために確認されてみてください。
それでは、よいランニング&ウォーキングライフを!!